AIWIN

レース結果
開催日:2024年5月11-12日 サーキット:富士スピードウェイ
斎藤愛未 初ポールポジション獲得!
 2レースともに自己最高位でチェッカーを受ける
KYOJO CUP Rd.1  予選 1位 / 決勝 2位 (28台エントリー)
FCR-VITA Rd.1    予選 3位 / 決勝 5位 (45台エントリー)
今季8シーズン目を迎えたKYOJO CUPは、過去最多の28台が年間エントリー。Team Mは、2020/2023チャンピオンの三浦愛を監督に、昨季ランキング3位の斎藤愛未選手をドライバーとして迎え年間女王を目指します。

女子プロレースと称されるKYOJO CUP、今季の優勝賞金は各レース120万円。年々、盛り上がりを見せる女性ドライバーの戦いをお楽しみください。また、開幕戦で自身初ポールポジションを獲得した斎藤愛未選手と発足2年目となるTeam Mの活動・成長にも是非ご注目いただけましたら幸いです。

【 FCR-VITA 予選】 8:00 - 8:20
5月としては比較的涼しいコンディションでの予選アタック。トップタイムは、昨シーズン三浦愛が記録したコースレコードまで0.5秒。そんな中、斎藤愛未は3番手と僅差で4位につけ最終アタックを迎えました。男女混走の台数が多いFCR-VITAは、予選でクリアラップをとるのが難しいのですが上手く良い位置を見つけ、最後の最後にスリップストリームを使い自己ベストタイムを5/100秒上回り、FCR-VITAでは斎藤愛未にとって最高位となる3番グリッドを獲得しました。

【 FCR-VITA 決勝 】 10:50 - / 10Laps
スタートで出遅れたものの、直後の混乱をすり抜け3番手をキープしオープニングラップを終えました。レース序盤は、トップ2に迫る勢いを見せていましたが、レース中盤から後半にかけ大きくペースダウン。5位チェッカーとなりましたが、これも斎藤愛未にとっては自己最高位。バトルの駆け引きやタイヤマネジメントなど課題は多いものの、良いスタートを切れました。

【 KYOJO CUP 予選 】 8:00 - 8:20
FCR-VITAに比べ台数が減るKYOJOでは、ほぼスリップを使わずに4周目でベストタイムを記録しトップに浮上。 スリップストリームを上手く使えれば、もう少しタイムアップが望めるかというところでしたが、今回は位置取りに苦労しタイムアップできず…。不完全燃焼な予選ではありましたが、結果的に2番手と4/100秒差で競り勝ちポールポジションを獲得。斎藤愛未にとっては4年越し念願のポールポジションをようやく手にした記念すべき瞬間となりました。

【 KYOJO CUP 決勝 】 10:45 - / 12Laps
スタートで1コーナーのインを取られてしまい2位にポジションダウン。その後、ペースが良くスピード的に余裕を持ってバトルができ、4周目にトップに立ってから最終ラップまでスリップに入られない距離感でトップを守っていましたが、レース後半に小さなミスが積み重なり最終ラップの1コーナーで逆転を許してしまいました。順位を落とした後もトップに食らいついていきましたが一歩及ばず、2位チェッカーで開幕戦を終えました。悔しい2位ですが、この2位も現時点での斎藤愛未にとってのベストリザルトとして刻まれることとなり、次戦に期待がもてるレースとなりました。

【 Legend Cup 】
今季から初参加のレジェンドドライバー古谷直広選手(60)にTeam M 岡部自動車 D.D.R VITAをドライブしていただきました。VITA初ドライブの古谷選手でしたが、予選4位、決勝2位と大健闘!走る毎にタイムを上げ、決勝レースでは最終ラップの最終コーナーまで見どころ満載の三つ巴のバトルを繰り広げ、会場を湧かせてくれました。 レジェンドと言えど、レーサーの魂はまだまだ健在です。

【 ドライバー:斎藤愛未コメント 】
FCR-VITAもKYOJOCUPも後半のタイヤが垂れてきた時の走り方が課題となった2日間でした。
KYOJOでは、前半マネジメントをしたことと気温が低かったこともあり後半まで非常にいいペースで走ることが出来ましたが、残り2周を上手く走れなかったこと、1コーナーの後続車の処理の仕方が甘かったことが敗因と考えます。
スタートも反応が悪かったので、次回への課題となりました。
FCR、KYOJO共に悔しい結果となったもののどちらともに予選は自己最高位となり、KYOJOに至っては4年目にして初ポールポジションを獲得することが出来たこと、決勝に至っても両レース共に最後の3周までのペースが良いことなど良い点は伸ばしていきたいです。次戦に向けて、課題を1つずつ克服しポールトゥウィンを目指します。
応援ありがとうございました。次戦も引き続き応援のほどよろしくお願いいします。

【 監督:三浦愛コメント 】
Team Mへ移籍し最初のレースで、1つ目の目標であるポールポジションを獲ってくれたドライバーにおめでとう!と、良いマシンを作ってくれたチームスタッフに感謝です。車両に関しては、昨年から更にアップデートできた部分もあり「無駄なく速いクルマ」を追求し続けてくれるエンジニア・メカニックには頭が上がりません。ドライバーについては、まだ課題は多いものの開幕前から取り組んできたことが、まず一つ「ポールポジション」という結果に繋がってよかったです。幼少期からレースをしていたこともあり基本的な身体のセンサーは備わっているので、それをどう活かすか?伸びしろはあるので、今後の成長にご期待いただけると嬉しいです。私自身もまだまだ「監督」と言えるほどの器ではありませんが、これからも日々精進して参りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
YouTube LIVE
▸KYOJO CUP決勝 | https://www.youtube.com/live/BLgnKxUG1XA?si=JrVUDabzPlDDkv0m
▸Legend Cup決勝 | https://www.youtube.com/live/RCspMoKzD4U?si=1gg4Tr1az_JdS5Jd

KYOJO CUP 公式サイト(リザルト/レポート)|インタープロトシリーズ (drivingathlete.com)
Team M (Ai Miura) NEXT RACE…
5.24-26 Super Taikyu Series Rd.2 – FUJI 24hour Endurance Race