AIWIN

レース結果
開催日:2025年5月10-11日 サーキット:富士スピードウェイ
新生KYOJO CUP開幕!
’24チャンピオン斎藤愛未と18歳女子大生ドライバー白石いつもが奮闘
怒涛の追い上げで2台揃ってポイント獲得!
新生KYOJO CUP開幕!
’24チャンピオン斎藤愛未と18歳女子大生ドライバー白石いつもが奮闘
怒涛の追い上げで2台揃ってポイント獲得!

KYOJO CUP Rd.1

 #1 斎藤愛未
   予選:12位
   スプリントレース:13位
   決勝: 7位

 #17 白石いつも
   予選: 7位
   スプリントレース:12位

   [タイヤ交換によりグリッド降格で18位]


   決勝:10位

   (20台エントリー)

KYOJO CUP Rd.1

 #1 斎藤愛未
   予選:12位
   スプリントレース:13位
   決勝: 7位

 #17 白石いつも
    予選: 7位
   スプリントレース:12位
    [タイヤ交換によりグリッド降格で18位]

   決勝:10位

    (20台エントリー)

5月10日(土)、富士スピードウェイにおいて2025年の「KYOJO CUP & INTER PROTO SERIES」が開幕した。 そしてAIWIN(アイウイン 代表:三浦 愛)は女性ドライバーのみで競われる日本初のフォーミュラカーレース「KYOJO CUP」に、2台のマシンをエントリー。 ♯17 AIWIN Re-KOBE KC-MG01には白石いつも選手、そして♯1 BigBOSS W TOM’S KYOJO with AIWIN KC-MG01には’24年度のKYOJO CUPシリーズチャンピオンである斎藤愛未選手をドライバーとして迎え開幕戦に臨んだ。

【 KYOJO 予選 】
 5月10日(土)9:55 - 10:15

【 KYOJO 予選 】 5月10日(土)9:55 - 10:15
新しい時代のフォーミュラカーレースとして、独自のフォーマットを導入する「KYOJO CUP」。土曜日は日曜日のファイナルレース・グリッドを決める予選とスプリントレース(10周)が開催された。
ウェットコンディションとなった予選では、17号車 白石いつも選手が1分55秒218をマークして7番手に。1号車 斎藤愛未選手は、1分55秒468で12番グリッドを獲得した。

【 KYOJO スプリントレース 】
  5月10日(土)14:30 - / 10Laps

【 KYOJO スプリントレース 】 5月10日(土)14:30 - / 10Laps

迎えた午後のスプリントレースは、雨こそ止んだものの所々ウェットパッチが残る、微妙な路面コンディションのもとで開催された。
この難しい路面でもウェット宣言はなく、各車新品のスリックタイヤを履いてグリッドに。
その状況を顧みてオーガナイザーはペースカーでフォーションラップを2周先導。残り7周となったところでペースカーがピットレーンに入り、グリーンフラッグ点灯でレースが始まった。

7番グリッドからスタートした白石選手は、序盤にひとつ順位を落とすも7周目にこれを挽回し、続けて8周目に6番手へと浮上。その後も5番手までテンポ良く順位を上げたが、残り2周となった最終コーナーでスピンを喫した。幸いにもマシンにダメージはなく、そのまま走り続け12番手でゴールした。

12番グリッドからスタートした斎藤選手は着実な走りと前走車のスピンによって順位をひとつ上げたが、6周目にコースアウトしたマシンがコース復帰した際に接触を避けて無念のスピン。こちらも幸いにもマシンに影響はなく、諦めることなく最後尾から追い上げ、斎藤選手は14番手でチェッカーを受けた。

【 予選・スプリントレース 】
   ドライバーコメント

【 予選・スプリントレース 】 ドライバーコメント
●白石いつも選手

予選コメント
「前日まで晴れていたのに土曜日は雨が降って、ちょっと不安でした。 それでも練習のときをイメージしながらリラックスして走ったら、思った以上に良く走ることができました。カート時代から雨は苦手意識が強かったんですが、フォーミュラカーの方が走りやすいと思いました」

スプリントレース コメント
「初めてのS/Cスタートで、前との間隔を空けすぎてしまったのは失敗です。 中盤になって5番手まで上げて行ったのですが、残り2周でスピンしてしまって。自分のプランでは1コーナーで抜く予定だったのですが、思いのほか最終コーナーで追いついてしまって。調子が良かったので、欲張ってしまったのがいけなかったですね。もったいなかったです」

●斎藤愛未選手

予選コメント
「ウェットは思ったよりクルマが曲がらなくて、自分も合わせきれずにいいペースが作れませんでした。また水温も少し上がり過ぎてしまったり、色んなところがかみあわなくて、悔しい予選になってしまいました」

スプリントレース コメント
「スタートはペースカー先導が2周も続いたので、『早くパスして行かないと!』という焦りの気持ちが走りにも出てしまいました。レース中は何台か抜きましたが、スピンした車両が復帰してきたのを避けるためとはいえ、自分までスピンしてしまって……。それが全てでした。ちょっと急ぎすぎていたところがあったかもしれないですね」

【 KYOJO ファイナルレース 】
  5月11日(日)12:45 - / 12Laps

【 KYOJO ファイナルレース 】  5月11日(日)12:45 - / 12Laps
日曜日に開催されたファイナルレース(12周)は、快晴のコンディションのもとにスタートした。そのグリッドは前日に行われたスプリントレースの結果からスターティンググリッドを決めるルールだが、17号車 白石いつも選手はスプリントレースでスピンした際にタイヤにフラットスポットが生じ、ニュータイヤに交換したことでグリッドが最後尾(18位)に。
これによって1号車 斎藤愛未選手は順位をひとつ上げ、13番グリッドからレースをスタートした。
白石選手はスタートから中盤まで毎週のごとく順位を上げて行き、終盤にかけても粘り強い走りを続け、実に7台を抜いて11位でチェッカーを受けた。またファイナルレースでは他車のペナルティにより10位に繰り上がり、貴重な1ポイントを獲得した。
斎藤選手はオープニングから追い上げ、2周目にはすでに10番手に。その後も着実に順位を上げて、7番手でチェッカーを受け4ポイントを獲得した。

【 ファイナルレース 】
  ドライバーコメント

【 予選・ファイナルレース 】 ドライバーコメント
●白石いつも選手
「最後尾からのスタートになってしまいましたが、スタート自体はよかったです。
 最初は順調に抜いて行くことができたけれど、中段グループくらいからは段々抜くのが大変になって、一台をパスするのに周回数が必要になって、焦ってしまってミスが増えました。終盤にかけてはタイヤのグリップも弱くなってきて、オーバーステアのコントロールが難しかったです。
 次こそシングルで入賞したいです。落ち着いて、着実に順位が上げられるようにがんばります!」

●斎藤愛未選手
「かなり後方からのスタートになってしまったので、序盤は自分のペースで走ることができませんでした。それでも中盤以降はペースをつかめてきたのですが、ちょっと届かなかったですね……。
 レース中は前のクルマに近づき過ぎると、ダウンフォースが抜けて曲がらなくなってしまうのですが、でも離れすぎると抜けないし、改めてプロのすごさを思い知りました(笑)。
今日は12周あったので落ち着いて走ることができたし、マイペースに走れたことが結果につながったかなと思います」

【 AIWIN監督:三浦愛コメント 】
オフシーズンテストでは2台とも決して調子が良いとは言えない状態だったのですが、開幕戦のレースウィークでは、ふたりが今の実力をしっかり出し切って、次に期待が持てるレースをしてくれました。
これまでフォーミュラカーの経験が無い2人にとって、今年は試練の年だと思います。またチームとしても、新生KYOJO CUPは初めての事が多いので、しっかり準備を整えて次戦に備えたいと思います。
まずは開幕戦を無事終えることができ、ご支援ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。 たくさんの方々のおかげで、 ようやくスタートラインに立てました。更なる成長を目指し、チーム一丸となって頑張りますので、引き続きAIWINの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。