最後の最後でようやく
つかんだFIA-F4の感触
順位以上に自信を深めた最終戦
最後の最後でようやく
つかんだFIA-F4の感触
順位以上に自信を深めた最終戦
♯97 Bionic Jack Racing 三浦 愛
・Rd.13 予選21位 / 決勝21位
・Rd.14 予選 21位 / 決勝17位
チャンピオンクラス 29台中
♯97 Bionic Jack Racing 三浦 愛
・Rd.13 予選21位 / 決勝21位
・Rd.14 予選 21位 / 決勝17位
チャンピオンクラス 29台中
11月1日(土)-2日(日)、FIA-F4選手権 第13戦/第14戦が「モビリティリゾートもてぎ」で開催された。前戦のオートポリスラウンドから約2週間の短いインターバルとなった今大会は、2025年シーズンの最後を締め括るラウンド。この戦いに「Bionic Jack Racing」から97号車で参戦した三浦 愛は、第13戦を21位、第14戦を17位で完走した。
【 練習走行 】
10月30日(木)-10月31日(金)
10月30日(木)-10月31日(金)
【 練習走行 】 10月30日(木)-10月31日(金)
そして翌日の専有走行では1分58秒173と僅かにタイムを伸ばしたが、ライバルたちも同じくタイムを更新したことで順位は15番手に。とはいえマシンのバランスはこれまでになく良好で、三浦も「この調子で行ければ、予選もトップ10が見えてくると思います」と、そのコメントに自信を覗かせた。
【 FIA-F4 予選 】
11月1日(土) 8:00~8:20
11月1日(土) 8:00~8:20
【 FIA-F4 予選 】11月1日(土) 8:00~8:20
こうして迎えた土曜日は、前日の期待とは裏腹に厳しいコンディションでスタートした。まず前日の夜に降り出した雨が路面を濡らし、コースインの時点では雨こそ止んでいたものの、ウェット宣言が出るほどの状態に。さらにその後は気温が上がり、後半を見越してスリックタイヤでコースインするという、めまぐるしい展開となった。
ここで三浦にとって不理に働いたのは、前回のレース結果からコースインが最後尾になってしまったことだった。当然ながら今回のコンディションでは最後の最後まで走り続けることが、より多くのドライ路面を得るために必要になるわけだが、コースインでのタイムロスから三浦は、ライバルよりも実質1周少ない周回数を強いられてしまった。
こうした状態のもと刻んだタイムは、最終周である9周目にマークした2分2秒739がベストとなり、予選順位は21番手に。またセカンドタイムの結果から、第14戦のグリッドも同じ21番手となった。
【 三浦 愛 予選コメント 】
「練習走行で手応えをつかめていただけに、とても悔しいです。もう一周走れていたらタイムは確実に上げられました。でも出走順が遅くなったのも前戦の結果からなので、全ては自分の責任です。だからこの路面で、少なくともあとコンマ3~4秒上げなくてはいけなかったと反省しています。でも……やっぱり1分半スタートが遅くなるハンディは大きかったです」
【 FIA-F4 第13戦 】
11月1日(土) 12:50/12Laps
11月1日(土) 12:50/12Laps
【 FIA-F4 第13戦】 11月1日(土) 12:50/12Laps
決勝レースは、各車がグリッドに付くとトラブルが発生。シグナルに不具合が起きたことで進行がディレイし、レースは1周減算の12ラップで争われる運びとなった。
21番手からスタートした三浦は、スタートでの挽回が期待されたが、1コーナーで前に詰まったときに後続車に抜かれて、逆にポジションをひとつダウン。レースは1周目に後方でアクシデントが発生し、翌周セーフティカー(SC)が導入されるという荒れた展開で幕が開けた。
しばらくSC先導でコースが整理され、5周目にようやくレースは再スタート。ここから三浦も追い上げを開始したが、しばらく膠着状態が続いた。そして8周目にひとつポジションを取り戻したが、それ以降は順位を上げられず21番手でチェッカーを受けた。
【 第13戦 三浦 愛コメント 】
「スタートを決められなかった上に、1コーナーの位置取りが悪くて、オープニングラップで抜かれてしまいました。その後も前にはついてゆけるけれど抜くには決め手に欠けていて、順位を上げられませんでした。
マシンはGTが走ったあとの路面で、練習走行のときとはかなりバランスが変わってしまいました。ただそれすらも今までには経験できなかったことで、なおかつ上位陣のマシンにはよく言われていたことなので、セット的には正しい方向性に来ているんだなと、前向きに捉えています」
【 FIA-F4 第14戦 】
11月2日(日) 8:15/13Laps
11月2日(日) 8:15/13Laps
【 FIA-F4 第14戦】 11月2日(日) 8:15/13Laps
今年最後のレースとなる第14戦は、日曜日の8:15からフォーメーションラップがスタートした。
ここで三浦は13戦の反省を生かし、まずスタートを無事に決めた。レースは2周目にSCが導入されたものの、ここまでに順位を19番手まで押し上げる好走ぶりを発揮した。
さらに5周目からレースが再開されると、7周目には18番手、8周目には17番手と着実にポジションをアップ。そして前車との差をコンマ3秒まで詰めたところで、惜しくもチェッカーとなり、17位で最終戦を終えた。
【第14戦 三浦 愛コメント】
「土曜日のレースを踏まえてエンジニアと話し合い、スプリングを固めて行ったことが良い結果につながりました。今までのマシンだと大きくセットチェンジしてもあまり反応してくれなかった部分が、50ポンドだけでも変わってしまうのはちょっと予想外でしたけれど、自分たちの考え方に間違いがなかったことが証明できたのは良かったです。
今季はなかなか思うようにマシンを作り上げることができず、協力して頂いた方々に残念な思いを沢山させてしまいました。それでも特に今回のレースでは、FIA-F4のキャラクターをより理解することができたので、次に生かせるレースになったと思います。
来季もこのカテゴリーをやりたい気持ちはあります。私が乗るか乗らないかにかかわらず、AIWINとして今年の経験を生かしながら参戦したいと思っています。
一年間、本当にありがとうございました!
ドライバー個人として三浦愛の想いを書かせていただくと、自分の不甲斐なさに本当に悔しくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。この経験を必ず来年良いカタチにしてお返しできるよう頑張ります」